LabOne Qは、お客様の研究を加速させる、量子コンピューティングのためのソフトウェアフレームワークです。
- 実験の重要な部分に時間を割けます。
- 大規模なセットアップでも、Pythonで1台のマシンとしてプログラム。
- 複雑な量子回路をシンプルなコードに変換。
- 最終サンプルに至るまで詳細に追跡。
- 高効率化のためのセットアップの最適化。
- コードの置き換えによるスケールアップ。
- 合理的なインターフェースでスループットを向上。
LabOne Qは、お客様の研究を加速させる、量子コンピューティングのためのソフトウェアフレームワークです。
LabOne Qを使えば、量子ゲートの抽象的な世界と信号の具体的な世界をつなぐ言語で 実験を行うことができます。Pythonベースのハイレベルなインターフェースは、正確なタイミング制御を備えた多チャンネル信号を定義できる直感的なツールを提供します。
LabOne Qは、簡単にコードを再利用することができます。セクションは、複数の信号をグループ化することができます。ループ、スイープ、平均化構造をサポートし、サンプル精度のパルスレベル制御から複数の実験プロトコルの配置まで、あらゆるレベルのタイミングを一貫して表現することができます。
LabOne Qは、機器設定の最適化、波形の生成とアップロード、複数の機器間のパルスの同期など、時間のかかる作業を効率化・自動化します。このように制御と測定が自動化されている場合でも、完全な装置のローレベルの操作が行えます。セットアップの詳細や装置の設定は、1行のコードでアクセスできます。
LabOne Qは、実行前に実験シーケンスとパルスを視覚化するブラウザベースのツールがあり、何百ものパルスを含む複雑な実験の概要も簡略化して表示できます。
LabOne Qは、実験に時間を使えるようにサポートすることで、装置のセットアップを最大限に活用できるようにします。最適に効率化された状態で、量子コンピュータは量子プロセッシングユニットで可能な限り多くの計算時間を費やすことができます。LabOne Qは、通信オーバーヘッドの最小化、制御命令の最適化、パイプライン化、オフラインとオンラインの機能分離による実験のキューイング、自動化のためのインターフェースによって、ユーザーの計算デューティー比最大化することをサポートします。
さらに実験では、機器が自律的に命令を実行しデータを収集するリアルタイム実行と、外部プロセスとの通信が必要なニアタイム実行を明確に区別しています。例えば、量子ゲートを 最適にチューニングする場合、リアルタイムキャリブレーションシーケンスは最適化ステップと組み合わせ、途中の測定結果を用いて必要なゲートパルスを最適にキャリブレーションすることができます。
LabOne Qを使えば、多数の量子ビットを簡単に制御することができます。セットアップをアップグレードまたはスケールアップするには、すべての測定器の同期を確保した状態で、コードをドロップインで置き換えるだけで大丈夫です。複数の量子ビットの同時チューンナップ、多重化された量子ビットの状態読み出し、複数量子ビットのゲートキャリブレーション、制御のクロストーク補正など、LabOne Qにはそれらの機能が含まれています。
LabOne Qは、複雑さを解消し、自動化を実現し、性能を最大化することによって、お客様のスケーリングロードマップをサポートします。そのプログラミング・インターフェースは、100以上の信号を扱う場合でもアクセス可能で、システム・モニターは、重要なハードウェアの設定をすべてクリックひとつで行うことができます。